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執筆者の写真タクティカル・シラット 岩田

使える技術・使えない技術3

偉そうに書いている私が、引くことを意識したパンチを打たれて腕を掴みフィギュア4を掛けられるかと言うとまず掛けられません。


 というか、掛けられる人はいないと思います。


 もちろん再三言うように「力量差」ですので、掴めるケースもあると思いますが、同程度の方同士でしたらまず掴めませんし、フィギュア4は掛けられません。一定レベルのトレーニングをした人のパンチは誰であっても掴めません。



 ですが、結果的にフィギュア4が掛けらるかどうかは別の話です。


 話が見えてこないですか?


 フィギュア4を「パンチを掴んで掛ける技」と思っているうちにはまず掛けられないということです。フィギュア4は「腕を掴んだ時に掛ける技」だからです。

 

 実戦でパンチの打ち合いをしている段階で相手の腕を掴めることはまずありません。

 しかし組み合いになれば相手の腕を掴む機会はいくらでもあります。

 総合でもそんなシーンはよく出てきますよね。

 そして、腕を掴んだ後の選択肢としてフィギュア4は有効なもののひとつなのです。

 その時のために私達はフィギュア4を練習しているのです。

 

 では最後の疑問です。

 「なぜパンチを掴む形からフィギュア4を練習しているのか?」


 これは私がやり始めたことではないのでわからないのですが、私がこの方法を踏襲しているのにはもちろん意味があります。ヒントは第二回に書いてあります。


  これ以上書くとお金を払って教室に来ている人に怒られそうなのでここらへんで終わりにしますが、タクティカル・シラットではパンチを掴む形からだけではなく様々なシチュエーションからの練習をしています。

 

 タクティカル・シラット 岩田


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