• タクティカル・シラット 岩田

シラットで使う武器について

 タクティカル・シラットではレギュラーでカランビット、ナイフ、スティックという武器を練習し、それ以外にもトマホークやクボタン、長棒やサロンなどを練習します。

 今度の合宿(2020年秋合宿)ではトンファーも練習します。

 すると、「シラットでもトンファー使うんですか?」と驚かれます。

 しかしシラットでトンファーを使うか、と言う質問自体ナンセンスだと思っています。

 

 なぜならば「今そこにあるものを使って戦うことこそがシラット」だと考えているからです。


 シラットはよくカランビットを使う武術だと思われていますが、カランビットを使う武術はシラット、というよりシラットの普及したエリアにカランビットと言う道具が普及していたため、カランビットを武器として使うようになっただけなのだと思います。


 タクティカル・シラットでは様々な武器を練習しますが、身につけて頂きたいのは様々な武器それ自体のテクニックではなく、様々な武器に対応する対応力です。

 いくらカランビットを練習しても、私たちは普段カランビットを携帯しているわけではありませんし、そこらへんにカランビットが落ちているわけでもありません。

 万一戦わなければならない状況に陥った時には、まず間違いなくカランビットを手にしていることはありません。

 それでもカランビットの練習をしているのは、カランビットの練習は実に様々な身の回りのものを持って戦うときに役に立つからです。


 逆にその意識がないと、シラットの武器術は身に付いているとは言えません。


 結論としてはシラットの武器術の練習はその武器自体を使うという練習ではなく、その武器を通じて身の回りの何かを武器にして戦うときにそれをうまく使いこなすための対応力の練習だということです。


 タクティカル・シラット 岩田



54回の閲覧1件のコメント

最新記事

すべて表示

ナイフ・ディフェンス

タクティカル・シラットの中級者用でまだ発売していなかった最後のDVD「ナイフ・ディフェンス」編を作成中です。 ナイフ・ディフェンスはナイフを素手で捌いたり武器を奪い取ったりなかなかビジュアル的にも優れているのですが、そのビジュアルとは裏腹に現実には極めて難しい技術です。 どんなに身体能力に優れていてかつトレーニングをしっかりしている人、例えばボクシングの世界チャンピオンであっても相手がそれに匹敵す