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執筆者の写真タクティカル・シラット 岩田

シラットで使う武器について

 タクティカル・シラットではレギュラーでカランビット、ナイフ、スティックという武器を練習し、それ以外にもトマホークやクボタン、長棒やサロンなどを練習します。

 今度の合宿(2020年秋合宿)ではトンファーも練習します。

 すると、「シラットでもトンファー使うんですか?」と驚かれます。

 しかしシラットでトンファーを使うか、と言う質問自体ナンセンスだと思っています。

 

 なぜならば「今そこにあるものを使って戦うことこそがシラット」だと考えているからです。


 シラットはよくカランビットを使う武術だと思われていますが、カランビットを使う武術はシラット、というよりシラットの普及したエリアにカランビットと言う道具が普及していたため、カランビットを武器として使うようになっただけなのだと思います。


 タクティカル・シラットでは様々な武器を練習しますが、身につけて頂きたいのは様々な武器それ自体のテクニックではなく、様々な武器に対応する対応力です。

 いくらカランビットを練習しても、私たちは普段カランビットを携帯しているわけではありませんし、そこらへんにカランビットが落ちているわけでもありません。

 万一戦わなければならない状況に陥った時には、まず間違いなくカランビットを手にしていることはありません。

 それでもカランビットの練習をしているのは、カランビットの練習は実に様々な身の回りのものを持って戦うときに役に立つからです。


 逆にその意識がないと、シラットの武器術は身に付いているとは言えません。


 結論としてはシラットの武器術の練習はその武器自体を使うという練習ではなく、その武器を通じて身の回りの何かを武器にして戦うときにそれをうまく使いこなすための対応力の練習だということです。


 タクティカル・シラット 岩田



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1 Comment


Kohei Nagasaka
Kohei Nagasaka
Nov 16, 2020

岩田さん


お元気ですか?

青山コーポレーションでは大変お世話になりました、嘉納浩平です。

岩田さんの結婚式以来で、ご無沙汰しております。


たまたまこのサイトを発見し、岩田さんがビジネスオーナーになっていた事を知りました。

好きな事を仕事にされて、凄いですね。

シラットという武術は知りませんでしたが、何か岩田さんの性格にピッタリな感じがします。


私は2014年に結婚し、2018年9月まで東京の医療機器メーカで働き、2019年4月からダラスにあるJVCケンウッドのアメリカ販社で現地採用され働いております。今年の5月に長男も生まれ、今はアーリントンというダラスとフォートワースの間にある町に住んでいます。


また是非お会いしたいです。


嘉納浩平


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